かつて最優秀中継ぎ賞にも輝いた湯浅の快投が注目されている(C)産経新聞社 セ・リーグ首位の阪神はこのところ、選手の入れ替…

かつて最優秀中継ぎ賞にも輝いた湯浅の快投が注目されている(C)産経新聞社
セ・リーグ首位の阪神はこのところ、選手の入れ替えが激しくなってきている。
今月22日には投手、野手含めて10選手の入れ替えを敢行。勝負の夏場を見据えて各選手のコンディションを確認しつつ、主砲の佐藤輝明を左翼で先発させるなど、柔軟な起用も注目されている。
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またブルペンでも昨年70試合に登板した桐敷拓馬、ハビー・ゲラ、島本浩也を欠く中、存在感を高めているのはかつての守護神、湯浅京己にもある。
昨年8月に国の指定難病「胸椎黄色靭帯骨化症」の手術を受け、地道なリハビリに取り組み1軍舞台に戻ってきたのは4月25日。同29日に復帰後初登板、5月23日の中日戦(バンテリン)で997日ぶりとなる勝ち星を挙げた。
さらに25日の中日戦でも同点の7回から2番手で登板、先頭の代打、板山祐太郎を外角直球で見逃し三振に、続く木下拓哉は遊ゴロ。最後は山本泰寛から高めの150キロ直球で空振り三振を奪った。
さらに8回にもマウンドに上がる。一死二塁とピンチを招くも、田中幹也を遊ゴロ、オルランド・カリステを右飛に仕留め、2イニング無失点。9回に味方が4点を奪い勝ち越したことで、登板2戦連続勝利を飾った。
2022年には最優秀中継ぎ賞にも輝き、23年WBCの勇姿も記憶に残っている人も多いだろう。150キロ超の剛速球とフォークで空振りを重ねる、そんなピッチングスタイルも復帰後はモデルチェンジしている。
力のある直球を軸にカットボール、スライダーなども駆使し、しなやかに打者を封じている姿が目立つ。
湯浅の快投にはファンの間からも「安定感、抜群」「マウンドで楽しそうに投げている」「やっぱり頼りになる」「帰ってきてくれて、ありがとう」と反響が拡がっている。
ここまで11登板で11.1回を投げ2勝4ホールド、被安打7、9奪三振、防御率0.00(26日現在)と安定感が光る。
帰ってきた背番号65の快投はチームにも勢いを与えている。今後の起用法、投球シーンも注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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