「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日~10月15日/中国・上海/ハードコート)のシングルス3回戦で、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はサム・クエリー(アメリカ)を下し「ATPファイナルズ」への出場権獲得の可能性をさらに強固なもの…
「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日~10月15日/中国・上海/ハードコート)のシングルス3回戦で、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はサム・クエリー(アメリカ)を下し「ATPファイナルズ」への出場権獲得の可能性をさらに強固なものにしたとATP公式サイトは報じている。
第6シードのディミトロフは、クエリーを6-3、7-6 (3) の81分で下してキャリアベストとなる年間40勝目をあげた。ディミトロフは本日準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
ディミトロフは現在年間レースランキングで3,455ポイントの5位につけており、4位のドミニク・ティーム(オーストリア)を270ポイント差で追っている。
「ATPファイナルズ」はすでにナダル、ロジャー・フェデラー(スイス)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が出場権を獲得しており、残りの5枠をかけた戦いが続いている。
獲得できるポイントが高いマスターズの大会もこの「上海ロレックス・マスターズ」と10月30日から開催される「BNPパリバ・マスターズ」の2大会のみ。出場候補選手のモチベーションもさらにあがり、熾烈な戦いが予想される。(テニスデイリー編集部)※写真は「上海ロレックス・マスターズ」でクエリーに勝利したディミトロフ
(Photo by Yifan Ding/Getty Images)