プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBの選手らが23日、拠点にしている新潟県長岡市の磯田達伸…
プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBの選手らが23日、拠点にしている新潟県長岡市の磯田達伸市長のもとを訪問した。プレーオフ準決勝まで進んだもののB2昇格を果たせなかった今季の結果を報告。磯田市長は「選手たちが必死にやっているのが市民にも伝わり、再び応援したいなと思わせてくれた1年だった」と激励した。
訪れたのは鵜沢潤ヘッドコーチと池田雄一主将、五十嵐圭選手、運営会社の糸満盛人社長。4季ぶりに新潟に復帰し、「チームを復活させる」と意欲を語っていた五十嵐選手は「B2昇格まで引き上げられなかった責任を感じる」としながらも、「ブースター(ファン)がもう一度応援しようという気持ちになってくれた」と今季の手応えを話した。来季については「現役を続けながら、チームを前に進めていけるような存在でありたい」と決意を語った。
Bリーグは2026年秋から新カテゴリーに再編される。競技成績に基づく昇格や降格は廃止され、平均入場者数や売上高などの経営状況で判断される。新潟は最上位の「Bリーグプレミア」に次ぐ「Bリーグワン」でのスタートを目指している。糸満社長は「来季は2年後のBリーグワン、さらにはその先のプレミア加入を目指すための1年目になる」と話した。(白石和之)