◇米国女子◇リビエラマヤオープン 最終日(25日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー…

妹の初優勝を祝福した岩井明愛

◇米国女子◇リビエラマヤオープン 最終日(25日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー72)

岩井明愛は今週たまたま妹・千怜とホテルの部屋が隣同士になった。部屋の中がつながる作りになっていたため、3日目の夜は2人で他愛もないやり取りを交わしていた。「毎週スピーカーを持ってきていて、音楽をかけて隣の部屋のどこまで(無線が)つながるかなって。ちょっと(笑いの)ツボが面白いんです」。ふざけ合う双子の妹は、コースの中では誰よりも意識するプレーヤーの一人に変わる。

最終日は午前6時55分に“裏街道”の10番ホールからの1組目で、ちょうど最終組で1番から出た千怜を追いかける形で18ホールを回った。数ホール間隔が開いていたため姿を見ることはなかったが、途中モニターで見た千怜を「良い集中の仕方だな」と思っていた。

次週メジャーで初優勝を目指す

通算2アンダー16位でプレーを終えると、次週のメジャー「全米女子オープン」(ウィスコンシン州エリンヒルズ)に向かうチャーター便出発に備えて、荷造りのため一度ホテルに戻った。その後、コースに引き返して18番グリーンで待ち構え、6打差圧勝を決めた千怜を祝福した。喜びと同時に「ほかの方が優勝しても刺激になりますけど、千怜が優勝することによって、より刺激を受ける」。普段は“ちーちゃん”と呼ぶ妹を語る言葉に、負けん気がにじむ。「いつも通り、ここからまた自分も頑張らなきゃ」と表情を引き締めた。

ルーキーイヤーの今季、目標は年間ポイントレース80位以内(来季シード)と初優勝だ。ここまで優勝争いを演じて2度の2位。直近2試合は予選落ちしていたが、今週は4日間で20個のバーディを量産した。国内女子ツアーでは、2022年「NEC軽井沢72ゴルフ」で千怜が初優勝を挙げた8カ月後に「KKT杯バンテリンレディスオープン」で自分が初優勝した。「焦らずに自分のペースで。やっぱり今年中に優勝したいので、楽しんでいけたら良い」と話した。(メキシコ・プラヤデルカルメン/谷口愛純)