◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(25日)◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6642yd(パー…

2打差で惜敗した荒木優奈。表彰式(ベストルーキー賞)でも涙が止まらなかった

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(25日)◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6642yd(パー72)◇曇り(観衆3988人)

首位タイで迎えた初の最終日最終組。ルーキーの荒木優奈は通算18アンダーの2位タイで初優勝を逃し、「本当に悔しい」と涙を流して最終グリーンを後にした。1イーグル3バーディ、3ボギーの「70」で、同じ首位スタートの佐久間朱莉に2打及ばず競り負けた。

ただ、やるべきことはやった。「(今日は)攻めるって決めて、最終ホールまで攻めなかったホールはなかった」と自らのプレースタイルは貫けた。クリーク(小川)がフェアウェイと絡む9番(パー5)はこの日、35yd短縮されて525ydの設定。同組で1打目を刻んだ佐久間とイ・ミニョン(韓国)に対し、「3打目をより近い所から打てるように」と迷わずドライバーを選択した。

「思ったよりも飛び過ぎてしまった」と、狙いより少し右に出たボールは、クリークに吸い込まれて痛恨のボギー。その時点で佐久間と3打差に開いたが、「しょうがないって。なんとも思わなかった」と振り返る。

6番(パー5)ではショットインイーグルを奪い佐久間朱莉とハイタッチ

一方で、最終日のポイントにも挙げていた課題のパットで勢いを削がれた。出だし1番で、下段から上段に切られたピンまで約10mのバーディトライが2.5mほどショートして3パットボギー。佐久間はグリーン外からチップインバーディを奪う対照的な立ち上がりで、いきなり2打を追いかける展開になった。

最後までその2打差から詰めることはできなかったが、前半6番(パー5)で残り41ydから58度のウェッジでショットインイーグルを奪うなど見せ場も多かった。バックナインで2度、4打差まで離されても粘り強さを見せて佐久間の独走を許さなかった。「最終日に優勝を争えてすごく楽しかったし、経験できて良かった」と笑顔も浮かぶ。

次戦以降も好調のショットを生かしたい

アマチュアで出場した13試合を含め、今季10試合目で記録した2位タイはツアー自己ベスト。「2位になれたから次は勝ちたい。自信がついたので、来週からも優勝を目指して頑張ります」。惜敗を糧に、次週「リゾートトラストレディス」(徳島・グランディ鳴門GC36)へ。雪辱の機会は、きっとすぐ巡ってくる。(愛知県豊田市/塚田達也)