◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 3日目(24日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー7…

石川遼は伸ばせずに後退(C)JGTOimages

◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 3日目(24日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)◇雨(観衆2251人)

後半14番(パー5)の3打目が、石川遼には解せなかった。ピンまで93ydの距離を残しての3打目勝負。奥に切られたピンの手前4、5ydから下り傾斜が入っており、この日のコンディションならフルショットで90ydを想定する60度のウェッジで狙うにはおあつらえ向きのシチュエーションだった。

「緩んで、上の段(ピン手前の段)で止まっちゃうのは良くないなと思った。ホントに打った瞬間、『入れ!』って思ったんですけど…」。手に残る完ぺきな感触とは裏腹に、ピンを数ヤード越えたエリアにキャリーしたボールは奥のラフまでこぼれた。好アプローチでパーを拾っても、気持ちは晴れない。

「やっぱり自信を持っている(距離の)エリアでもあるので。そこに残して勝負できているところで、ボギーになりかけている。会心だったんですけど、会心すぎたのかな…」と首をひねる。後半11番でもフェアウェイからのウェッジショットが砲台グリーンの奥、土手下のラフまで落ち、信じられないといった表情で立ち尽くした。

予選ラウンドより一気に下がった気温、雨も降る状況を考慮しつつ、縦距離のアジャストは朝の練習から細心の注意を払っていた部分。ホールアウト後、11番の一打をわずかに芝が薄いライでトップに近いボールが出たかもしれないと冷静に分析できても、「きょうはショートアイアンで何回グリーンを外してしまったか…」。悔しさを簡単に消化することはできなかった。

目安としていた2桁に及ばない通算8アンダー。スタート時に8打あった首位との差は4打に詰まったが、6位から8位に後退した。「まずは自分のやるべきことをしっかりやって、それがスコアにつながってくれたら」と顔を上げて最終日に臨む。(岐阜県揖斐川町/亀山泰宏)