大相撲夏場所13日目は23日、東京・国技館であり、大関大の里(24)=本名・中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が13…
大相撲夏場所13日目は23日、東京・国技館であり、大関大の里(24)=本名・中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が13勝目を挙げた。2場所連続となる4度目の優勝を決め、場所後の横綱昇進を確実にした。
年6場所制となった1958年以降、大関として2場所連続で優勝して横綱に昇進しなかった例はない。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は今場所の大の里の取組内容について、「重圧の中、常に強い勝ち方をしている」と評価していた。
相撲協会が28日に大の里の昇進をはかる臨時理事会を開き、承認されれば75代横綱大の里の誕生となる。
昇進すれば今年1月の初場所後の豊昇龍以来。日本出身横綱は、大の里の師匠である72代横綱稀勢の里(二所ノ関親方)以来となる。69代横綱白鵬が2021年9月に引退して以降続いた「1人横綱」状態が解消される。
大の里は日体大で2年続けてアマチュア横綱に輝いた。23年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビューすると、同年秋場所で新十両。24年初場所で新入幕。同年夏場所で史上最速となる初土俵から所要7場所での初優勝を遂げ、同年九州場所で新大関に。初土俵から所要13場所での横綱昇進は、年6場所制以降では、54代横綱輪島の21場所を更新するスピード出世になった。
大の里はこの日、琴桜との大関対決に勝って、無敗を維持。2日間を残して、3敗の豊昇龍らに白星の数で上回られる可能性がなくなった。