【MLB】ドジャース4ー3ダイヤモンドバックス(5月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)【映像】山本のピンチの場面で“胸アツ光景” ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発登板。勝負どころの7回に訪れた、チームメートとの“信…

【MLB】ドジャース4ー3ダイヤモンドバックス(5月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)

【映像】山本のピンチの場面で“胸アツ光景”

 ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発登板。勝負どころの7回に訪れた、チームメートとの“信頼の時間”がファンの心を揺さぶった。

 ドジャースが1点リードの7回、2死一、三塁という大ピンチの場面。山本が四球を出したところで球場の緊張感が一気に高まった。ブルペンではベシアが準備を始め、プライヤーピッチングコーチも一瞬立ち上がる素振りを見せたが、結局マウンドには向かわず。マウンド上には野手陣だけが集まり、山本のもとに輪ができた。

 その輪の中で、和やかな空気が流れる一幕も。マウンド中央ではベッツが山本の胸を軽くポンポンと叩き、“頼んだぞ!”と言わんばかりの笑顔を見せた。

 この“胸アツ光景”を見て、試合の実況・解説陣からは「信頼感です」「いい光景ですね」「さすがチームのエースです」と称賛の言葉が飛び出し、中継の視聴者からも「泣けるやつ」「こういうのいいよね」「これは気合いはいる」「良い雰囲気」「これはかっこいい。応援したい」など、感動の声が続々と寄せられた。

 そしてこの直後、打席に立ったスミスに対して山本は渾身の勝負を展開。最後は空振り三振で締め、ピンチを無失点で切り抜けると、スタジアムには拍手と歓声が巻き起こった。

 集まったのは野手だけ。そこに込められた無言の信頼と、ファンの期待。そのすべてに応えた山本の姿は、まさにエースそのものだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)