◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前(21日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72…

日本プロゴルフ協会の明神正嗣会長(左)は、センコーグループホールHDの福田泰久社長、蒲生GCの中西由喜支配人と調印式に臨んだ(提供:PGA)

◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前(21日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)

男子ゴルフの国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」を主催する日本プロゴルフ協会(PGA)は21日、センコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区)とタイトルスポンサー契約を結んだことを発表した。2026年から3年間の契約期間は同社が保有する滋賀・蒲生ゴルフ倶楽部で大会を開催する。

来年で創業110年となる同社は文化、スポーツ振興にも力を入れており、2016年に創部したゴルフ部から徳永歩が昨年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに合格した。福田泰久・代表取締役社長は「開催打診を受け、喜んで引き受けました。世界で頑張ってくれる若い選手が出てくれることを期待しています」と経緯を語った。

27ホールを有する林間コースの蒲生ゴルフ倶楽部は1977年開場。1980年と83年に「日本女子プロ選手権」、85~93年にかけて「宝インビテーショナル」と女子ツアーの開催実績が豊富だ。男子ツアーも86年「日経カップ 中村寅吉メモリアルトーナメント」、2000年「三菱自動車トーナメント」をホストした。

1973年のツアー制施行後、日本プロを複数年続けて同じコースで開催した例はない。PGAの明神正嗣会長は「北海道から沖縄まで、大会は本当に日本全国を回ってきた。(開催地が)動くことによって、いろんなところの皆さんに近いところで見ていただくっていうこと(メリット)もある。一方で(コースを固定して地域に)根付くことによって、また新しいものが出てくるんじゃないのかなっていうのもある」と新たな試みに至った経緯を語る。

大会としてスポンサー獲得に奔走してきた事情とも密接に関連している。「コースとスポンサー、これまで我々は“2つ”を探さなければいけなかった」。結果として、その2つを一度で解決するパートナーと組めたことへの感謝がにじむ。

「この長い歴史を持つ大会を、将来的にまだまだ続けていけるようにもっていきたい。男子は我々も含めて、レギュラーも含めて、大変な時期。あまりぜいたくなことを言っていられる時代ではない、というのは今の段階でひとつあると正直に思います。その中で3年間(の契約を)いただけたことは、ものすごく大きなことだと思います」。重ねて強調した明神会長は5年、10年…と契約延長への期待も隠さなかった。(岐阜県揖斐川町/亀山泰宏)