山本が7回無失点の快投…マンシーがサヨナラ犠飛【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス) ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に延長10回でサヨナラ勝利した。先発の山本由…
山本が7回無失点の快投…マンシーがサヨナラ犠飛
【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に延長10回でサヨナラ勝利した。先発の山本由伸投手は7回1安打無失点、9奪三振の好投を見せたが、9回に同点に追い付かれて勝利はならず。それでも、延長10回にマックス・マンシー内野手がサヨナラ犠飛を放って勝利した。試合後の取材に応じたマンシーは「とても大きい。何よりヤマが終盤まで投げてくれた」と話した。
ドジャース4連敗で迎えた中、先発した山本が6回までノーヒットノーランを継続する圧倒的な投球。7回無失点でブルペンに後を託したが、1-0の9回にタナー・スコット投手が痛恨の被弾。延長10回にも勝ち越し2ランを許した。しかしその裏、トミー・エドマン内野手の適時打、ウィル・スミス捕手の押し出し死球で同点とし、最後は満塁からマンシーが決めた。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」に登場した殊勲のマンシーは、ナインからの水シャワーにも笑顔。開口一番、「(勝利は)とても大きい。何よりヤマが終盤まで投げてくれた。なんとしてでもイニングを稼いでもらう必要があった。そういう意味でアンビリバボーだった」とエースを大絶賛。「彼の投球を見ていると、終盤まで投げてくれると思った」と絶対的な信頼を口にした。
三塁から見守った山本のピッチング。マンシーは「攻めの投球だった。制球できていたし、ストライクゾーンの両隅に(球が)変化していた。だから、(相手打者は)態勢を崩されていた。とてもいい投球だった」と惜しみない称賛を送った。
今季ワーストの4連敗を喫し、勝利目前から5連敗もよぎる展開だった。しかし、チーム一丸で待望の勝利をもぎ取った。「少し調子を落としていたから、そうだね。今日の勝利は大きい。特に相手は同地区のチームだったからね。この勢いを持続させたい。そして今さっき言ったけど、ヤマがイニングを稼いでくれたことはとても大きかった」と喜びに浸った。(Full-Count編集部)