<大相撲五月場所>◇十日目◇20日◇東京・両国国技館【映像】巨漢を秒で圧倒した規格外の高学歴力士 超異色な文武両道の経歴を持つ新人力士が、巨漢相手に圧倒。一瞬で勝利し、「すごい音した」「電車道を超えた」と驚きの声が相次いだ。 序ノ口十二枚目…

<大相撲五月場所>◇十日目◇20日◇東京・両国国技館

【映像】巨漢を“秒”で圧倒した“規格外”の高学歴力士

 “超異色”な文武両道の経歴を持つ新人力士が、巨漢相手に圧倒。一瞬で勝利し、「すごい音した」「電車道を超えた」と驚きの声が相次いだ。

 序ノ口十二枚目・今田(音羽山)と序ノ口十一枚目・内間(二所ノ関)の一番。今場所で序ノ口デビューを果たした今田は元前頭・安芸乃州の長男で、高校卒業後は米ネバダ州立大学で宇宙工学を専攻。その一方で幼少時から柔道を学び、2022年に柔道の全米オープン100キロ級の覇者となった経歴を持つ“超異色”な力士だ。

 十日目の取組では、身長183センチ・体重158キロと大きな体の内間と対決。立ち合いもろ手で当たった今田は、強烈な突っ張りのめまぐるしい回転で一気に前進、相手に何もさせず突き出して圧倒した。勝った今田は今場所勝ち越しとなる4勝目。敗れた内間は2敗目を喫した。勝負が決した後、今田は落下した相手力士を気づかって手を伸ばし、土俵下に飛び降りて駆け寄る優しさも見せていた。

 元幕内力士の長男で大学時代は宇宙工学専攻、さらに柔道で全米オープン覇者…という異色な経歴に加え、相撲内容でも館内を沸かせた今田。その圧勝ぶりにABEMAの視聴者からは「すごい音した」「すげぇなw」「相手飛ばした」「容赦なし」「電車道を超えた」と驚きの声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)