<大相撲五月場所>◇十日目◇20日◇東京・両国国技館【映像】角界のホープと「奇跡の2ショット」 熱戦が続く大相撲五月場所…

<大相撲五月場所>◇十日目◇20日◇東京・両国国技館

【映像】角界の“ホープ”と「奇跡の2ショット」

 熱戦が続く大相撲五月場所で、ジャンルを超越した奇跡の2ショットが誕生。角界のホープと長髪イケメンのロックミュージシャンが大相撲中継に同時に映し出される珍事が発生する一幕があった。

 注目のシーンは、十両筆頭・草野(伊勢ヶ濱)の取組で起こった。

 いまだ髷が結えない“ざんばら髪”の草野は、2001年生まれの23歳。相撲の名門・日本大学出身で、2023年に学生横綱に輝き、学生時代には計9冠のタイトルを獲得。鳴り物入りで角界入りを果たした“逸材”だ。西の十両・十四枚目で臨んだ先場所は見事に十両優勝を果たしており、さらに十二日目での優勝は昭和52年春場所の琴乃富士以来、48年振りの記録となった。そして今場所、草野は初日に黒星を喫するも、以降は破竹の8連勝で十日目の取組を迎えていた。

 十日目のこの一番、「十両最後の取組」のアナウンスを受け、館内からは大きな拍手が起こった。と次の瞬間、草野を捉える中継映像の背後、向正面西の花道寄りに大きなサングラスを着用した色白、長髪男性の姿が…。その存在感に「ローランドおるやん」などとABEMAファンはざわついたが、この男性はヴィジュアル系ロックバンド「DIR EN GREY」のギタリストであるDie。予想外の事態にXでは「Dieくんが大相撲みとるがな」「大相撲にDIRENGREY Die氏 が見に来てますwwwwwwwww」などファンの反応が相次いだ。中には、「あぐら姿が様になってるw」といった普段はあまり見ることのできないロックミュージシャンの姿に興奮気味のファンも見られた。Dieの姿は、西方幕内土俵入りの際にも話題となっていた。

 なお草野はこの日、十両六枚目・大青山(荒汐)と激突。見事な小手投げで勝利して十両でただ一人、1敗(9勝)を守り、大青山は5敗目(5勝)を喫した。勝負が決した瞬間、Dieは興奮気味に口を開け、草野に拍手を送っていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)