【スーパーフォーミュラ】第5戦(決勝・5月18日/オートポリス)【映像】突如、急失速→岩佐が“激昂”する瞬間 F1バーレーンGPで強豪レッドブルの一員としてフリー走行に出場し、角田裕毅に続いて“最もF1に近い男”と注目される岩佐歩夢が、また…
【スーパーフォーミュラ】第5戦(決勝・5月18日/オートポリス)
F1バーレーンGPで強豪レッドブルの一員としてフリー走行に出場し、角田裕毅に続いて“最もF1に近い男”と注目される岩佐歩夢が、またしても突然のスローダウン……。SC(セーフティカー)も味方し、今季初優勝が目前に迫っていた中での無念のリタイヤに岩佐は怒りをあらわにした。
この日、7番グリッドからスタートした岩佐(#15 TEAM MUGEN)はロケットスタートを決め、一気に3位へ浮上。前方には野尻智紀(#16 TEAM MUGEN)、坪井翔(#1 VANTELIN TEAM TOM’S)を見据えつつ、14周目、2台に先んじてピットインしアンダーカット作戦に打って出ると、18周目には交換直後の冷えた新品タイヤで苦しむ2台を軽々とオーバーテイク。ついにトップに浮上した。
その後、20周目にザック・オサリバン(#4 KONDO RACING)が単独スピンでリタイア。SCが導入されることになり、周回数だけが消化される展開に。レースの主導権は完全に岩佐が握り、今季初優勝が現実味を帯びてきた。
しかし、27周目、突如岩佐のマシンがスローダウン。その瞬間、チームラジオには「タイヤが外れた!おい!」と怒りと困惑の声が響き渡る。さらにはピットまで辿り着くことができず、そのまま無念のリタイヤになってしまった。
14周目のピット作業では左リアタイヤの装着に手間取っていたこともあり、番組解説の中山雄一氏も緩んだのはその左リアタイヤだと推測していたが、実際は順調に取り付けられた右フロントタイヤだった。全く予想できない悲劇的リタイヤに中山氏は「前回もいいところを走っていたんですけど、マシントラブルで止まってしまって。こういったところがついてないですよね。今回もこのまま優勝できるだけのレース運びをしていたんで…」と深い同情を示した。
ファンからも「つらすぎる」「またトラブルかよ」「可夢偉に勝てない呪いにかかってるのか」「これは岩佐は悪くねぇ」と悲鳴に近い声が溢れた。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)