サッカーJ2水戸ホーリーホックが連勝を4に伸ばした。水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で17日にロアッソ熊本と対戦し、2―1で競り勝った。リーグ戦の4連勝以上は2017年(5連勝)以来8季ぶり。20チーム中3位で、J1昇格プレーオフ圏内(…

 サッカーJ2水戸ホーリーホックが連勝を4に伸ばした。水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で17日にロアッソ熊本と対戦し、2―1で競り勝った。リーグ戦の4連勝以上は2017年(5連勝)以来8季ぶり。20チーム中3位で、J1昇格プレーオフ圏内(3~6位)を保っているのに加え、自動昇格圏(2位以上)も射程に入ってきた。

 1―1の同点で折り返した後半、拮抗(きっこう)したまま終わるかにみえた。だが、終了間際のアディショナルタイムにドラマが生まれた。大森渚生選手のクロスに杉浦文哉選手が頭で合わせてゴールネットを揺らし、劇的な決勝弾となった。

 巧みなパスワークを得意とする熊本に対してペースを乱さず、粘り強い守りと素早い攻めのスタイルを貫いたのが功を奏した。前半の先制点は、渡辺新太選手からのボールを受けた奥田晃也選手がそのままゴールを決めた。

 これで今季は16戦して8勝5分け3敗、勝ち点29。ホームでは9戦して5勝4分けと無敗を続けている。次戦もホームで、31日にV・ファーレン長崎を迎える。(中村幸基)