「FOXスポーツ」のパワーランキング ついに“陥落”した。米放送局「FOXスポーツ」は19日(日本時間20日)、今週のパワーランキングを発表。先週まで1位だったドジャースは2位に後退した。原因は“壊滅的”な投手陣にあるようだ。 MLBでは週…

「FOXスポーツ」のパワーランキング

 ついに“陥落”した。米放送局「FOXスポーツ」は19日(日本時間20日)、今週のパワーランキングを発表。先週まで1位だったドジャースは2位に後退した。原因は“壊滅的”な投手陣にあるようだ。

 MLBでは週ごとにチームの勢いや故障者などの状況を加味して算定される、パワーランキングが話題となっている。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手を擁するドジャースは開幕から好調を維持し、各種媒体でも軒並み1位をキープしてきた。しかし、5月に入って異変が生じている。

 同メディアはドジャースを2位と評価した。ローワン・カブナー記者は「本拠地でエンゼルスにスイープされて首位から陥落――それがルールというもの」と切り出すと、「度重なる投手陣の故障が、ついにドジャースにのしかかってきている。今やチーム防御率は驚くべきことにメジャー全体で21位だ」と、大型補強にもかかわらず投手陣が苦戦していることを指摘した。

 佐々木に加えて先発陣ではタイラー・グラスノー、ブレイク・スネルが離脱。投手陣全体では計13人が負傷者リスト入りする事態となっている。一方でそれでもリーグ最高勝率をキープ。「ただし打線は依然として強力で、ショウヘイ・オオタニとフレディ・フリーマンは予想通り、ポジションプレイヤーのfWARでMLBトップ15にランクイン。さらに驚くべきことに、24歳のアンディ・パヘスもそこに名を連ねている」と、投手陣をカバーする打線を評価した。

 ドジャースに代わって1位に浮上したのはタイガース。目下メジャー最高勝率.660を好調を維持している。3位にはアーロン・ジャッジ外野手擁するヤンキースが入った。(Full-Count編集部)