デンソーアイリスは5月19日、本川紗奈生が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。 4月に33歳の誕生日…
デンソーアイリスは5月19日、本川紗奈生が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
4月に33歳の誕生日を迎えた本川は、176センチ61キロのスモールフォワード。2011-12シーズンに地元の札幌山の手高校からシャンソン化粧品シャンソンVマジックに加入し、Wリーグのキャリアを始めた。2020-21シーズンにデンソーへ移籍。「大樹生命 Wリーグ 2024-25シーズン Wプレミア」では22試合の出場で1試合平均2.7得点1.5リバウンド1.1アシストを記録した。Wリーグでの通算14シーズンでプレーオフを含めて360試合に出場。4051得点1387リバウンド1264アシスト491スティール132ブロックをマークした。
また、世代別を含めた日本代表経験があり、「2016年リオデジャネイロオリンピック」のベスト8進出に貢献。直近では「FIBA女子アジアカップ2019」に出場した。
本川はクラブを通じて、次のようにコメントした。
「2024-2025シーズンをもちまして、現役引退を決意しました。小学校2年生の10月に姉の影響でバスケットボールに出会い、始めたばかりではあったのですが目標はプロになる事でした。そこから気持ちはブレる事なくバスケットに打ちこんできました。朝練も夜練も自分で考えてやっていたのが懐かしく感じます。高校も名門札幌山の手高校に入学し、上島コーチに出会う事ができ、私のバスケットボール人生に光をくれました。高校3年間は日本一になる事を目標に日々過ごし、2年生の時は全国3位、3年生の時は目標であった優勝&三冠達成する事ができました」
「卒業後は名門シャンソン化粧品に入社し、プロの世界に行く事ができました。シャンソンで9年、デンソーで5年、計14年間!プロになって賞を頂いたり、代表の経験、オリンピックなど沢山の経験をさせてもらい沢山の方に支えられてここまでバスケットをする事ができました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。そして、バスケを始めて26年間傍で支えてくれた家族。私の為にできる事全て、私に注いでくれてありがとう。愛情をありがとう。そしてそして、ファンの皆さん。皆さんの応援のおかげで私はここまで頑張ってこれました。私は昔から『感動と勇気を与える選手になる』と想いを持ってコートに立ち続けました。でも、皆さんに背中を押してもらってばかりで、、、皆さんのおかげで私も頑張れてたよ!って伝えたかったです。14年間沢山の愛をありがとうございました!私は幸せすぎるくらいバスケットボールに打ちこんで幸せすぎるくらい大切な仲間に出会い最高のバスケットボール人生でした!」