千葉県神崎町で18日、「神崎発酵マラソン」が開かれた。人口が千葉県内の自治体で最少の約5600人の町に、北海道から沖縄までの全国各地と香港から過去最多のランナー2411人がエントリーし、2108人が参加。酒蔵や利根川沿いなど神崎の魅力あふ…
千葉県神崎町で18日、「神崎発酵マラソン」が開かれた。人口が千葉県内の自治体で最少の約5600人の町に、北海道から沖縄までの全国各地と香港から過去最多のランナー2411人がエントリーし、2108人が参加。酒蔵や利根川沿いなど神崎の魅力あふれるコースを快走した。発酵など20の出店もあった。
今年で4回目。参加者には町民と町職員が約2500枚準備した「藍染めTシャツ」が贈られ、来場者にも「冷やし甘酒」が無料で振る舞われた。
町には、300年以上の歴史を持つ「鍋店(なべだな)」と「寺田本家」の酒蔵2軒のほか、みそ製造3軒、しょうゆ製造1軒があり、発酵文化が根づく。開会式で椿等町長は「神崎は発酵の里。楽しんで」と話した。(小林誠一)