今井の快投が多方面から注目を集めている(C)産経新聞社 開幕から快進撃を続けている西武、今井達也が17日のオリックス戦(…

 

今井の快投が多方面から注目を集めている(C)産経新聞社

 

 開幕から快進撃を続けている西武、今井達也が17日のオリックス戦(ベルーナ)で先発。

 この試合も4回一死までパーフェクト投球。7回まで無失点と圧巻のパフォーマンスを繰り広げる。脱力系といわれる、後ろが小さいフォームからキレのある投球で、ギアを解除するとすぐに157キロ、158キロを記録するとなれば、打者もなかなか攻略が厳しくなる。

【動画】4月18日のソフトバンク戦でも8回に155キロの快投!今井が吠えたシーン

 8回に一死満塁のピンチを招き、犠飛で1点を失うも、8回116球1失点の力投で後続に託す。

 チームは延長戦の末、3-2と勝利。今井にこの試合では勝ち星はつかなかったが、防御率「0.59」と開幕投手を務めながら、ここまで8試合にフル登板、異次元のパフォーマンスを魅せ続けている。

 今井はここまで開幕から8試合すべてでQS、リーグトップの「64」奪三振、奪三振率「9.44」とさらに進化した姿を見せている。特に奪三振を始めとする快投にはファンの間からも「やっぱり、えぐい」「日本球界最高の投手」「色々な意味でバケモノ」など、好感の声があがっている。

 侍ジャパンの強化試合にも快投を見せ、155キロ超の速球、キレ味抜群のスライダーなどで自在に試合をコントロールできるとあって、メジャーからも熱視線を向けられている。

 西武では今井と、18日の試合に登板する左腕、隅田知一郎もここまで防御率0.98と圧巻のパフォーマンスを残している。

 強みの投手王国を生かして、常勝軍団がいよいよ蘇ろうとしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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