スキーのジャンプ台を着地点からスタート地点に向かって逆走する400メートル走大会、飲料メーカー主催の「レッドブル400」が17日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場であった。 欧州発で、国内では17年から札幌市の同競技場で開かれる。 選手たちは…
スキーのジャンプ台を着地点からスタート地点に向かって逆走する400メートル走大会、飲料メーカー主催の「レッドブル400」が17日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場であった。
欧州発で、国内では17年から札幌市の同競技場で開かれる。
選手たちは、最大斜度37度、標高差約130メートルの急斜面を、序盤は敷き詰められた網、終盤は等間隔で並べられた高さ約3センチの持ち手を頼りに次々と駆け上がった。
同市厚別区の会社員木村秀一さん(70)が大会を知ったのは6年前。取引先の若手社員に誘われた。「こんなの登らないよ、ばかだね」と最初は断った。
しかし興味本位で応援に行くと、登り切った同僚たちが、みんな達成感をにじませた顔をしていた。「いいなあって思った」と木村さん。
翌年から毎年参加し、今年で5回目。選手1763人中最年長だ。