「セイコーゴールデングランプリ陸上 2025 東京」(GGP東京)が18日、国立競技場で開催される。 上位に入れば獲得…
「セイコーゴールデングランプリ陸上 2025 東京」(GGP東京)が18日、国立競技場で開催される。
上位に入れば獲得できるワールドランキングのポイントが非常に高いGGP東京は、9月の世界選手権東京大会出場をめざす選手にとって試金石になる。そのため、世界から集まる選手の顔ぶれは豪華だ。
男子100メートルでは、2019年ドーハ世界選手権金メダルで自己ベスト9秒76のクリスチャン・コールマン(米)をはじめ、自己記録9秒台を持つ選手が6人出場する。サニブラウン・ハキーム(東レ)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)ら日本勢がどのような走りを見せるかに注目が集まる。
200メートルでは16年リオデジャネイロ五輪銀、21年東京五輪金メダリストのアンドレ・ドグラス(カナダ)の好記録に期待がかかる。
女子ではやり投げが注目だ。9月に東京で世界選手権2連覇を目指す北口榛花(JAL)が、23年ブダペスト世界選手権銀のフロル・ルイスウルタド(コロンビア)ら強豪と競り合う。1500メートルの田中希実(ニューバランス)は、3000メートルでペースメーカーを務めた後に出走する予定だ。
他の種目でも世界トップクラスが出場予定だ。走り高跳びでは世界記録2メートル10を持つヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)、100メートルには24年パリ・オリンピック(五輪)銀のシャカリ・リチャードソン(米)がエントリーしている。