ラグビー・リーグワンは17日、リーグ戦の上位6チームによるプレーオフが幕を開ける。 大阪・花園ラグビー場での準々決勝で…

 ラグビー・リーグワンは17日、リーグ戦の上位6チームによるプレーオフが幕を開ける。

 大阪・花園ラグビー場での準々決勝では、静岡ブルーレヴズ(リーグ4位)とコベルコ神戸スティーラーズ(同5位)が対戦。勝者は、東芝ブレイブルーパス東京(同1位)との準決勝(24日、東京・秩父宮)に進む。

 18日にも花園で準々決勝が行われる。クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(同3位)と、東京サントリーサンゴリアス(同6位)の顔合わせ。勝者は、埼玉パナソニックワイルドナイツ(同2位)と準決勝(25日、東京・秩父宮)で相まみえる。

 決勝は6月1日に東京・国立競技場で行われる。

 シーズン最終盤を迎えるリーグワンは2026~27年シーズンに大きな転換点を迎える。

 選手登録についての規定を見直すためだ。

 現在のルールでは、主に日本代表資格がある選手を「カテゴリA」としているが、これを細分化する。

 新設の「A1」には「義務教育機関9年間のうち6年以上で日本滞在」もしくは「本人または両親、祖父母の1人が日本生まれ」という条件がつく。

 日本出身選手の出場機会を増やすのが狙いだが、幅広く選手を受け入れてきたラグビー界の「多様性」が損なわれるのでは、と懸念する声もある。