佐々木の報告遅れについて言及【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間17日・ロサンゼルス) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日(日本時間17日)、本拠地のエンゼルス戦の試合前に報道陣の取材に対応。負傷者リスト(IL)入りした佐々…
佐々木の報告遅れについて言及
【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は16日(日本時間17日)、本拠地のエンゼルス戦の試合前に報道陣の取材に対応。負傷者リスト(IL)入りした佐々木朗希投手について、本人からの痛みの報告が遅れたことに「ロウキにとっていい勉強になったと思う」と語った。
佐々木はメジャー初勝利を挙げた3日(同4日)のブレーブス戦登板後には右肩に痛みを感じていたが、チームに報告しなかった。これについてロバーツ監督は「彼は闘争心のある選手で、(チームの)一員になりたいと思う選手。投手陣は(負傷者続出で)悩んでいる状態だと彼は知っていた」とかばった。
チームではブレイク・スネル投手やタイラー・グラスノー投手ら負傷者が続出。「彼はどうしようもできないことだと感じていた。(だから我慢して投げ続けていたが)パフォーマンス(の低下)や(投球の)不安定さ、速球(の低下)が起きてしまった。それで私たちの元に報告した」と佐々木の状況を代弁した。
その上で、コミュニケーションの問題について「ロウキに限らず、選手がどう(身体的に)感じているか私たちに報告しないケースは多い。コミュニケーションは双方からしていかなくてはいけない。報告してくれなければ、私たちはわからない」と指摘。「オープンに私たちにコミュニケーションをしてくれば、選択肢を与えられることを本人が学んでくれたと信じたい。ロウキにとっていい勉強になったと思う」と語った。
佐々木は13日(同14日)、「右肩インピンジメント症候群」のため15日間の負傷者リスト(IL)入り。今季8試合登板で1勝1敗、防御率4.72。前回9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回途中5失点で降板し、球速が150キロ台前半と走らなかった。復帰の見通しは設定されず、当面はノースローで完治に向けて調整していく。(Full-Count編集部)