レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオが、女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追を受けている中、ついに口を開いた。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイ…

レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオが、女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追を受けている中、ついに口を開いた。

問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレス・ガルシア(アルコルコン)の4名は、事件当時16歳と18歳だった女性2名の性的なビデオを録画し、その後に流布。関係に関しては合意の上だったものの、ビデオの撮影は合意しておらず、その後未成年者の母親によって通報されていた。

14日、ラス・パルマスの高等裁判所は捜査を終了し、司法手続きが開始される可能性があると発表。しかし、アセンシオはこれを受けて自身のSNSで声明を発表した。

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本日、サン・バルトロメ・デ・ティラハナ第3捜査裁判所長官が発表した釈明を受け、当初の起訴命令が修正され、性的な内容のビデオの撮影およびその撮影の対象となった出来事の両方から私を明示的に除外したこと、および当該手続きに関する情報が公開されたことを踏まえ、私は以下のとおり述べたいと思います。

1. 私は、未成年者はもちろん、いかなる女性の性的自由を侵害する行為にも関与していません。これは前述の裁判所が出した判決によって確認されており、判決では私が関係する2人の女性と性的関係を持ったり、彼女たちの同意の有無にかかわらずそれを録画したりしたとして非難されていません。同様に、裁判所命令では、私的な画像や動画を第三者に送信したのは私ではないことが明確にされており、繰り返しますが、それらの画像は私がいた場所とは別の場所で録画されました。

2. 私の知る限り、裁判所命令の内容は、第三者が最終的に一部の画像を瞬間的に閲覧することに限定されており、それらの画像の記録や配布に私が関与したとは考えられません。

3. 私に対して提起された訴訟は、裁判所の判決自体に明記されているように、厳密に暫定的な性質のものです。したがって、無罪推定の原則は今後も維持されなければなりません。最終的に告訴され、裁判が始まった場合、私は全幅の信頼を置いている裁判所や法廷で自己弁護を続け、いかなる犯罪行為についても無実であることを改めて主張します。これらすべては、捜査対象となっている他の個人に関連するものも含め、司法手続き全体の進展に対する私の最大限の敬意を損なうものではありません。

4. 私は、すべての女性の性的自由とプライバシーの権利を全面的に尊重することを改めて強調したいと思います。

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改めて無罪であり、関与していないことを強調したアセンシオ。ピッチ上ではマドリーを支える存在となったシーズンで、ピッチ外の出来事が騒がしくなっているが、関係当局の捜査の結果、どういった結末を迎えるか注目が集まっている。