【MLB】ドジャース19—2アスレチックス(5月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)【映像】野手投手にフルスイング!「腰トントン」する大谷 ドジャースの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。野手登板の捕手・ペレダか…
【MLB】ドジャース19—2アスレチックス(5月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。野手登板の捕手・ペレダから“まさか”の空振り三振を喫し、球場の観客から「オー!」と驚きの声が響き渡った。
17-2とドジャースが大量15点リードの8回、アスレチックスは2年目の捕手で“守護神”のペレダをマウンドに送った。ペレダは今季、3月31日(同4月1日)のカブス戦、4月29日(同30日)のレンジャーズ戦でも大量失点時にマウンドにあがっており、今季3度目の登板となったこの日もユニークな投球で魅せた。
無死二、三塁のチャンスで打席を迎えた大谷を、ペレダは60マイル台(約96キロ台)の緩いボールを左右に投げ分け勝負。大谷に的を絞らせず追い詰めていく。しかし、大谷がスイングするたびに腰が引けたようにマウンド後方へと下がって行く。
その様子に、試合の解説を務めた元メジャーリーガーの岩村明憲氏も「あれだけ投げて、マウンドの後ろに下がるピッチャーは初めて見ました」と大笑い。実況を務めた辻歩アナウンサーも「“怖い”が先行してるかもしれないですね」と笑いをこらえきれない様子だった。
一方、大谷がフルスイングした直後に腰を手に当てる場面もあり、中継を視聴していた視聴者からは、「打たなくて良いわ腰やっちまう」「腰やばい」「腰が」「久しぶりに腰トントン」などコメント欄で心配の声も見られていた。
そして迎えたカウント1-2からの5球目、89.4マイル(約143.9キロ)のストレートを高めに投げ込み、見事に大谷を空振り三振に切って取った。隠していた勝負球で、大谷を仕留めたことがよほど嬉しかったのか、ペレダはマウンドでニヤリとこの日最高の笑顔を見せると、“大谷を三振に仕留めた球”を記念球にしていた。
“野手投手”が世界最高打者から奪った貴重な三振。緊張とユーモアが入り混じったワンシーンは、思わずほっこりするひとときとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)