ミネソタ・ティンバーウルブズは、5月15日(現地時間14日、日付は以下同)にホームのターゲット・センターで行われた「NBAプ…
ミネソタ・ティンバーウルブズは、5月15日(現地時間14日、日付は以下同)にホームのターゲット・センターで行われた「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに121-110で勝利したことで、4勝1敗でシリーズを突破した。
2020年のドラフト全体1位指名で在籍5年目のアンソニー・エドワーズは、ウォリアーズとのシリーズで両チーム最多の平均26.2得点に7.6リバウンド5.6アシスト1.8スティール1.2ブロックと暴れ回り、ウルブズを2年連続のカンファレンス・ファイナルへ導く立役者となった。
今年のプレーオフ最初の2ラウンドをいずれも4勝1敗で制し、10試合を終えた時点で、エドワーズはチームトップの平均26.5得点に8.0リバウンド5.9アシスト1.5スティールを記録。
このチームにはプレーオフ平均23.9得点5.9リバウンド5.9アシストを残すジュリアス・ランドルをはじめ、ジェイデン・マクダニエルズやルディ・ゴベア、マイク・コンリー、ナズ・リード、ドンテ・ディビンチェンゾ、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが周囲を固めており、ここまでオフェンシブ・レーティング114.6でプレーオフ出場チームの中で5位、ディフェンシブ・レーティング106.8で同3位の好成績を残している。
とはいえ、ウルブズのエースがエドワーズであることに変わりはない。23歳のシューティングガードは、NBA史上2番目の若さでトップスコアラーとして2年連続で所属チームをカンファレンス決勝へ導いた選手となった。
今年のエドワーズの記録を唯一上回るのは、2011年と2012年にオクラホマシティ・サンダーでカンファレンス決勝まで駒を進めて、2012年にはNBAファイナルにも進出したケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ/23歳)のみ。
球団史上初のファイナル進出、そして王座獲得を目指すウルブズは、21日からカンファレンス決勝へ臨む。その対戦相手は19日にシリーズ第7戦で激突するサンダーとデンバー・ナゲッツの勝者。ウルブズがファイナル進出をかけて戦うのはどちらのチームになるのかも注目したい。
【動画】今年のプレーオフここまでにウルブズが見せてきたベストモーメント集!