大谷は第3・4打席に本塁打…HRキングに並ぶ15号【MLB】ドジャース 19ー2 アスレチックス(日本時間16日・ロサンゼルス) ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に19-2で大勝した。大谷翔平投手が3回に2試合…

大谷は第3・4打席に本塁打…HRキングに並ぶ15号

【MLB】ドジャース 19ー2 アスレチックス(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に19-2で大勝した。大谷翔平投手が3回に2試合連発となる14号3ランを放つと、4回には中越え15号2ランと大活躍を見せた。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「いつも通りの活躍だった」と称賛した。

 自身のボブルヘッドデーで千両役者の活躍を見せた。3回1死一、二塁で逆方向に打球初速102.9マイル(約165.6キロ)、飛距離382フィート(約116.4メートル)、角度28度の3ランを叩き込むと、4回1死一塁では打球初速109.6マイル(約176.4キロ)、飛距離418フィート(約127.4メートル)、角度21度の一発を放った。5月13試合で8本塁打と量産態勢に入り、自己最多55本塁打ペースに上げた。

 ロバーツ監督は大量得点の打線を絶賛しつつ、大谷に関しては「いつも通りだった」とニンマリ。記者から褒める言葉がもうないのでは、と聞かれると「ああ。これ以上の言葉をどう言えばいい? 野手相手に三振した。これでどう?」とジョークを飛ばし、場内も笑いが起きた。

 それでも「ショウヘイはグレートな活躍をしている。ショウヘイを打ち取れる方法はもうあまり残っていない。低めのチェンジアップを本塁打、(犠牲フライで)打点を挙げた場面もあわや本塁打、そしてまた本塁打。彼はただただいい野球をしている」と褒めつくした。

「去年も私たちはずっと(大谷の活躍を)見てきたから、ショウヘイはいつも通りの活躍をしている。驚くべきことに、もう驚かなくなってしまった」とロバーツ監督。また、大谷が自身のボブルヘッドデーで4回中3度も本塁打を打っていることには「もっと必要だ。ボブルヘッドデーをしたら活躍をするからね」と、球団にもっと開催するよう笑いながら訴えかけた。(Full-Count編集部)