前回優勝者のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は、「香港テニス・オープン」でユージェニー・ブシャール(カナダ)との初戦を6-1、6-1の快勝で飾った。スランプに陥っていた彼女は今年の「東レ パン・パシフィック・オープン」で連覇を果たし…

前回優勝者のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は、「香港テニス・オープン」でユージェニー・ブシャール(カナダ)との初戦を6-1、6-1の快勝で飾った。

スランプに陥っていた彼女は今年の「東レ パン・パシフィック・オープン」で連覇を果たし、やっとスランプから脱することができ、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」の出場権を得ていたとWTA公式サイトが報じている。

ウォズニアッキは、2014年の「ウィンブルドン」のファイナリストであるブシャールに対して激しい攻勢をかけ続け、早々に厳しい状況に陥らせる。ウォズニアッキは最初のサービスゲームでブレークを奪われたものの、3度のブレークポイントを得た。ブシャールは耐え続けようとしたものの、ウォズニアッキの容赦ない攻撃が続いた。

ウォズニアッキは一方的な戦況であった第1セットはわずか30分もかからず奪取し、わずか55分で勝利を収めている。

ウォズニアッキは次の試合で青山修子(近藤乳業)を7-5、6-3で破り、存在感を増してきている19歳のリゼット・カブレラ(オーストラリア)と対決する。

地力で勝る彼女が、「香港テニス・オープン」でも2年連続優勝へ向けて好発進に成功。この大会の優勝へはもちろん、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」へ向けて調子を上げている。(テニスデイリー編集部)※写真は「香港テニス・オープン」で快勝したウォズニアッキ

(Photo by Power Sport Images/Getty Images)