5月16日、B1の広島ドラゴンフライズは、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが2024-25シーズン限りで契約満了となり退団す…
5月16日、B1の広島ドラゴンフライズは、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが2024-25シーズン限りで契約満了となり退団することを発表。すでに移籍先が決まっているため自由交渉選手リストには公示されず、後日、移籍先より加入が発表される。
アメリカ出身のブラックシアー・ジュニアは、208センチ116キロのパワーフォワード兼センター。2022-23シーズンに来日すると、昨シーズンにクラブ史上初となるBリーグ制覇に大きく貢献した。在籍3年目の今シーズンは、リーグ戦55試合に出場し、1試合平均15.0得点7.9リバウンド3.1アシストをマーク。主力選手の一人として東アジアスーパーリーグ(EASL)の初優勝も経験した。
今回の発表に際して、ブラックシアー・ジュニアは「広島の皆さん、ありがとうございました。ドラゴンフライズでの経験は一生忘れません。ファン・ブースターの皆さん、クラブ、街、そして何よりもチームメイトと離れるのは寂しくなりますが、私たちは共に戦い、新たな歴史を作ることができました。自分も、家族もここで最高の思い出ができました。たくさんの愛と応援をありがとうございました。ここを離れるのは寂しくなります」と、クラブを通じてコメントした。
なお、岡崎修司ゼネラルマネージャーは、ブラックシアー・ジュニアとの契約継続を今オフの最優先事項として取り組み、「誠意をもってクラブとしても過去最高のオファーを出させていただきました」と明かしたが、他クラブとの競合の中で「Bリーグトップクラブの水準を超えるようなオファーをしておりましたが、交渉の中でその想定を大きく越えたレンジになったことで、継続を断念せざるを得ない状況となりました」と経緯を説明。「クラブにとっては非常に痛手となりましたが、来日以来、広島ドラゴンフライズの飛躍に大きく貢献してくれたブラックシアー選手には、心から感謝の意を表したいと思っています」と感謝のメッセージも寄せた。