プロバスケットボールB1の島根スサノオマジックを運営するバンダイナムコグループは15日、企業版ふるさと納税として、松江…

 プロバスケットボールB1の島根スサノオマジックを運営するバンダイナムコグループは15日、企業版ふるさと納税として、松江市に30億円を寄付したと発表した。

 スサノオマジックは、2026年に始まる新リーグ「Bリーグ・プレミア」入りが決定している。市は、ホームアリーナの市総合体育館をBプレミア基準に合わせるための改修費に30億円を充てる。

 改修は今年8月から1年ほどかける予定。観客席を約4500席から5000席以上に増やす。アリーナと接続する棟には、ゆったり観戦できるスイート・ラウンジや飲食関連施設などを整備する。費用は約33億円で、同グループからの寄付で大半を賄えることになった。

 スサノオマジックの経営権をもつバンダイナムコエンターテインメントの宇田川南欧(なお)社長は15日、松江市役所で記者会見し、「スポーツもエンターテインメイト事業のひとつ。みなさんに愛されて、持続していくチームになるためにも寄付をさせていただいた」と述べた。(堀田浩一)