フリードマン編成本部長「サイ・ヤング賞を獲得できる右腕」【MLB】ドジャース ー アスレチックス(日本時間16日・ロサンゼルス) ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は15日(日本時間16日)、本拠地・ドジャースタジアムで報道陣…
フリードマン編成本部長「サイ・ヤング賞を獲得できる右腕」
【MLB】ドジャース ー アスレチックス(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は15日(日本時間16日)、本拠地・ドジャースタジアムで報道陣の取材に応じ、右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入りした佐々木朗希投手について語った。「数週間、肩の状態に悩まされていた。幸いなことに画像診断の結果、問題が何かはっきりした。それは重症ではない」と明らかにした。
フリードマン編成本部長はロッテ時代から佐々木を密着マーク。昨季中に右肩を痛めていたことも調査済みだ。「(ロッテ時代の右肩痛は)知ってました。問題だけど、大きな問題ではない。大きな問題というのは復帰まで1年から1年半かかるような大きな手術が必要なことだ」。160キロ超の剛速球を持つ高いポテンシャル。昨オフの獲得に迷いはなかったという。
1月の獲得直後から開幕ローテーションの一角として期待。開幕から約2か月での離脱となった。すでに佐々木と会話をしたという。「明らかにがっかりしていた。でも、世界で最高の投手の1人になると強く信じている。最も重要なことは健康でいることでまた強さを取り戻すこと。私たちはどれぐらい信じているか、そして、どれだけいい投手であるかを伝えた。健康を取り戻し、再びチームの力になれるように全員でサポートしていくと伝えた」と激励した。
今後については「炎症を取り除いて肩を強化できれば、復帰できると信じているし、戻った後は安定したパフォーマンスができる」と道筋を示した。「彼と一緒に取り組んで、健康になれるように(身体の)強化を手助けしたい。ワールドシリーズ制覇に貢献してもらいたい。将来はサイ・ヤング賞を獲得できる才能があると私たちは強く信じている。そのためにも健康で万全な状態に戻すことが最も重要だ」と言葉に力を込めた。(Full-Count編集部)