◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 事前(15日)◇福岡雷山GC(福岡)◇6489yd(パー72)レギュラー…
◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 事前(15日)◇福岡雷山GC(福岡)◇6489yd(パー72)
レギュラーツアーのプロデビュー戦を前にした囲み取材の最後、ある記者が「あれ? ピアスしてました?」と尋ねると、六車日那乃がはにかむように笑った。「2週間ほど前に(穴を)開けました」。4月23日に23歳になったルーキーの当初のプランは、先に推薦出場が決まっていた29日開幕の「リゾートトラストレディス」(徳島・グランディ鳴門GC36)に向けた“おめかし”だったが、その後に今大会の推薦をもらってお披露目が早まった。
「父が高いピアスを2つ買ってくれたんです」。現在のモノは穴を開けた時につけるファーストピアスで、違うものを試すのが待ち遠しそうだ。
5度目の挑戦となった昨年11月のプロテストで19位タイのハラハラ合格を果たしたが、アマチュア時代のキャリアはトップクラス。2020年には日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム入りし、ツアー出場は38試合を数え、半分の19試合で予選通過。アマチュア最後の昨年10月「スタンレーレディス」で、自己ベストフィニッシュとなる14位を記録している。
ルーキーイヤーの今季は下部ステップアップツアー3試合に出場し、1カ月前の「フンドーキンレディス」で4位。プロとして経験は積んでいるものの、レギュラーのプロデビューはやはり違う。「アマチュアの時より一打が重い。賞金もあります。それに、ステップアップより“ザ・プロ”という方が多い」。先週の国内メジャー「サロンパスカップ」はルーキーキャンプで裏方作業に従事した。各組にリーダーボードを持って歩いて「あんなに風が影響するなんて驚きました」とボランティアの苦労を体験。一方で、出場する先輩プロに声を掛けられて「あいさつしてもらえて、うれしかったです」とファン目線も肌で知った。
QTランキング66位で迎えたシーズンが第9戦で“開幕”する。今後の目標は「リランキングをクリアして、ツアー出場を増やして、優勝争いがしたいです。ワンチャン優勝も」と話した。成績に応じて出場優先順位を組み替えるリランキングの1回目は6月20日開幕の「ニチレイレディス」終了後。それまでの予定は、推薦を得た今週とニチレイレディスの2試合と、本戦出場をかけた2度のマンデー予選(主催者推薦選考会)に限られる。少ないチャンスを生かして、目標達成に挑む。(福岡県糸島市/加藤裕一)