5月14日(現地時間13日、日付は以下同)にペイコム・センターで行われた「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレン…
5月14日(現地時間13日、日付は以下同)にペイコム・センターで行われた「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦。デンバー・ナゲッツは敵地でオクラホマシティ・サンダーに105-112で敗れたことで、2勝3敗で王手をかけられた。
ナゲッツはそれまでの3戦でいずれもフィールドゴール成功率38.0パーセント未満に終わっていたニコラ・ヨキッチが、フィールドゴール成功率68.0パーセント(17/25)でシリーズ最多の44得点に15リバウンド5アシスト2スティール、エースガードのジャマール・マレーもこのシリーズでベストの28得点に4リバウンド3アシストと両輪が躍動。
ところが、第4クォーターではヨキッチこそ13得点を残すも、それ以外の選手たちが不発。初戦から交互に勝利してきた両チームだったが、これでナゲッツがシリーズ初の2連敗。特にここ2戦の第4クォーターにおける得点で37-63と大差をつけられている。
とはいえ、ヨキッチは第1戦の42得点22リバウンド6アシスト2ブロックに続いて、第5戦でも44得点15リバウンド5アシスト2スティールと大暴れ。NBAプレーオフの1シリーズで、40得点15リバウンド以上を複数試合で残したNBA史上8人目の選手に。
現役はヨキッチのみで、これまでウィルト・チェンバレン(4度)、シャキール・オニール(2度)、エルジン・ベイラー(2度)、カリーム・アブドゥル・ジャバー、アキーム・オラジュワン、チャールズ・バークリー、ボブ・マッカドゥが達成してきた。
16日にホームのボール・アリーナで行われる第6戦。ナゲッツが逆王手をかけてシリーズ決着を引き延ばすためには、ヨキッチの獅子奮迅の活躍が必須となる。
【動画】サンダーとの第5戦で44得点を奪ったヨキッチ!