【MLB】メッツ2-1パイレーツ(5月13日・日本時間5月14日)           【映像】千賀の“全球速球攻め”に打者ドン引き5月13日(日本時間5月14日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ニューヨーク・メッツ対の一戦で、メッツ・…

【MLB】メッツ2-1パイレーツ(5月13日・日本時間5月14日)           

【映像】千賀の“全球速球攻め”に打者ドン引き

5月13日(日本時間5月14日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ニューヨーク・メッツ対の一戦で、メッツ・千賀滉大が、全球ストレート勝負で三振を奪った。

0-0の同点の1回表・パイレーツの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立ったブライアン・レイノルズに対して千賀は、いきなり全球直球という、堂々たる勝負を見せることに。初球、外角高めいっぱいへ投じた152km/hの直球で見逃しストライクを奪った千賀は、続く2球目、外角高め、3球目、外角低めのボールゾーンで誘いにかかるも2球続けて見られると、4球目は外角低めいっぱいのところを突く154km/hの直球でまたもや見逃しを誘ってカウント2-2に。そして勝負の5球目、千賀が投じたのは、真ん中やや外寄り、156km/hの剛速球。ここまで一度もバットを振らずにボールを見続けていたレイノルズは、ここでようやく打ちに行くも、渾身のスイングもむなしくバットは空を切り、空振り三振に。レイノルズは信じられないといった表情でうつむきながらベンチへ下がることになり、“お化けフォーク”はもとより、変化球を1球も投じない形での圧巻の奪三振シーンとなった。こうした千賀の“直球の威力”を感じさせる奪三振に、ファンからは「まさかの全球ストレートw」「マジか」「カッコ良すぎ」「バッターは何を待ってたんだ」「攻略法が見えない」といった様々な反響が巻き起こることに。

千賀といえば、この日も勝負どころでの多投となった“お化けフォーク”での奪三振シーンが印象的だが、その実、今季はフォークでカウントを整えにかかったり、見せ球的に活用し、直球を勝負球にする場面も。日々進化を遂げ、その落ち着いたマウンド捌きでメッツ投手陣を支えるこうした千賀の投球に、今後も多くのファンが魅了されそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)