<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館【映像】たった3発で…相手を完全制圧の規格外力士 大学6冠の実績を引っ提げてデビューするも怪我で休場を余儀なくされた“規格外”力士が、5場所ぶりに復帰した土俵で圧倒的実力を発揮した。「レベ…

<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館

【映像】たった3発で…相手を完全制圧の規格外力士

 大学6冠の実績を引っ提げてデビューするも怪我で休場を余儀なくされた“規格外”力士が、5場所ぶりに復帰した土俵で圧倒的実力を発揮した。「レベチすぎ」「貫禄がちげぇ…」とファンも思わず息を呑んだ。

 再起を図る序ノ口七枚目・一意(木瀬)が、序ノ口四枚目・朝河隅(高砂)を突き出しで下して無傷の2連勝とした。大学6冠の実績を持つ一意は昨年七月場所、幕下最下位格付出資格を得てプロデビュー。体重200キロ近い巨体を武器に、初土俵から4連勝と無敗で勝ち越しを決めていたが、5番相撲でアクシデントが発生。立ち上がれなくなり救急搬送され、その後、4場所連続全休で治療に専念していた。

 5場所ぶりに本場所に復帰し、序ノ口からリスタートを切った23歳の一意。朝河隅と対戦した四日目の取組では、立ち合い張ってから強烈な突き押しで前に出ると、わずか3発で相手を突き出す“威風堂々”の勝利。圧勝した一意は無傷の2連勝となる白星を挙げた。敗れた朝河隅は1敗目を喫した。

 再出発した期待の新鋭力士の実力に、ABEMAの視聴者も「つえええ」「レベチすぎ」「貫禄がちげぇ…」「怪物だった」「鬼だ」「別格」と驚きの声を上げていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)