ジャッジが初参戦する次回のWBC。日本の連覇に立ちはだかるか(C)Getty Images 来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向け、米国内ではすでにスタープレーヤーの出場表明など様々な動きが伝えられてい…

ジャッジが初参戦する次回のWBC。日本の連覇に立ちはだかるか(C)Getty Images
来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向け、米国内ではすでにスタープレーヤーの出場表明など様々な動きが伝えられている。米国代表ではアーロン・ジャッジのキャプテン就任が発表されている他、何人ものメジャー選手が大会参加の意向を示している。
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現地時間5月13日には、パイレーツでメジャー2年目を迎えているポール・スキーンズが米国代表入りを“志願”したことが報じられ、若き怪物右腕の大会初出場が確実に。タイトル奪還を睨む野球王国は、まさに過去にないほど強力な顔触れが揃ってきている。
その中で、米野球専門サイト『JUST BASEBALL』が5月13日、1年を切ったWBCを展望する特集記事を配信した。トピック内では出場有力の選手たちも紹介されており、米国主将のジャッジについては、「2026年大会では初出場にしてキャプテンを務める。2度のア・リーグMVPを受賞したスーパースター」などと綴っている。
さらに、出場の意向が報じられたばかりのスキーンズに対しても、「2024年のナ・リーグ新人王。代表参加を表明しており特にトップ投手の出場が少ないWBCにおいて、非常に注目される存在」と評している。
また、前回大会MVPの大谷翔平も「注目のスター選手」として紹介。「2023年大会で日本を優勝に導くヒーローとなったオオタニ。2026年の出場はまだ未定だが、出場への意欲を示している」と記述している。
加えて同メディアは、前回のファイナルを振り返り、「2023年大会で侍ジャパンは圧倒的な強さを見せ、3度目のWBC制覇を達成。決勝戦ではショウヘイ・オオタニがマイク・トラウトを三振に打ち取って試合を締めくくった」などと綴りながら、その両国を来年の大会の優勝候補に予想する。
「2026年は、日本が連覇を狙い、アメリカはその雪辱を果たしたいところ。両国は再び強力な戦力で臨むことになるだろう。2013年大会の優勝国であるドミニカ共和国も、2023年の早期敗退からの巻き返しを誓っている」
また、「ダークホース」にはオランダを挙げ、ザンダー・ボガーツやケンリー・ジャンセンの出場もあり得ると見込みながら、「世界野球ソフトボール連盟のランキングでは現在7位。2017年大会では準決勝まで進出した」などと説いている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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