5月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、自身のインスタグラム アカウン…

 5月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、自身のインスタグラム アカウントを更新。右足のアキレス腱断裂のため手術を受けた男は、病院のベッドで左手親指を上げて「皆さんの愛とサポートに感謝している」と投稿した。


 13日に行われたニューヨーク・ニックスとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦。7本の3ポイントシュートを沈めたテイタムは今年のプレーオフで最多の42得点に8リバウンド4アシスト4スティール2ブロックと爆発も、第4クォーター終盤に負傷退場し、セルティックスは113-121で敗れて1勝3敗の窮地に追い込まれた。

 シリーズ4戦を終え、テイタムはいずれもチームトップの平均41.4分25.0得点11.8リバウンド5.5アシスト2.8スティールを残していただけに、セルティックスにとっては大打撃になったことは言うまでもない。

 NBA入りから毎年プレーオフへ進出しているテイタムは、昨年までの7年間でカンファレンス・ファイナルに5度勝ち上がり、2022年と2024年はNBAファイナルにも出場。2024年は初優勝を飾り、今年は2連覇をかけて戦っていた。

 オールスターに6度、オールNBAチームに4度名を連ねた27歳のフォワードは、今年のプレーオフ残り試合の全休だけでなく、2025-26レギュラーシーズンの出場も危ぶまれており、ここから長いリハビリが待ち受けているが、是非とも健康体を取り戻してコートへ戻ってきてほしい。

 なお、セルティックスは15日にホームのTDガーデンで行われた第5戦を127-102で制し、2勝3敗とした。7本の長距離砲を沈めたデリック・ホワイトがゲームハイの34得点に3ブロック、ジェイレン・ブラウンが26得点8リバウンド12アシスト、ペイトン・プリチャードが17得点5リバウンド3アシスト、ドリュー・ホリデーが14得点7リバウンド、アル・ホーフォードが12得点5リバウンド、ルーク・コーネットが10得点9リバウンド7ブロックを残している。