<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館【映像】館内どよめく超トリッキーな取組 16歳の天才小兵力士が、体重130キロ差の巨漢を相手にコマのような高速回転で勝利した。珍しい勝ち方に館内どよめき、「高速クルリンパ」「すごいクルクル…

<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館

【映像】館内どよめく“超トリッキー”な取組

 16歳の“天才”小兵力士が、体重130キロ差の巨漢を相手にコマのような“高速回転”で勝利した。珍しい勝ち方に館内どよめき、「高速クルリンパ」「すごいクルクル回ってた」と驚きの声が相次いだ。

 序二段五十枚目・康誠(秀ノ山)が序二段五十枚目・備巌山(山響)を下した一番。小学生時代に“天才相撲少年”として話題を呼んだことがある康誠は現在16歳、身長165センチ・体重67.9キロと小柄ながら抜群のセンスと多彩な技で注目を集める新鋭力士だ。四日目に対戦した備巌山は身長186.5センチ・体重197.3キロの重量級。身長差21.5センチ、体重差は129.4キロと、体格に大きな差がある一番となった。

 康誠にとっては3倍近くも重たい難敵だったが、立ち合いやや様子を見ながら当たって吹き飛ばされた康誠は、素早く下がると腕を手繰りながら回り込んだ。捕まえようとしてきた相手の攻めを機敏な動きで交わし、勢いよくクルリと一回転、鮮やかに勝利した。康誠は突き落としで勝って2連勝となる白星。敗れた備巌山は1敗目を喫した。

 まるでコマのように回転しながら勝った康誠に、ABEMAの視聴者も「すげええええええええ」「やるやん!」「さすが」「高速クルリンパ」「すごいクルクル回ってた」と騒然となっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)