8連勝中だった単勝1.2倍の無敗馬、オーサムリザルトにまさかの初黒星がついた。道中は3番手を淡々と追走。2周目向こう正面からJRA馬が入れ替わるように進出していき、厳しいマークを受けてしまった。それでもなんとか直線入口から外へ持ち出して交…

 8連勝中だった単勝1.2倍の無敗馬、オーサムリザルトにまさかの初黒星がついた。道中は3番手を淡々と追走。2周目向こう正面からJRA馬が入れ替わるように進出していき、厳しいマークを受けてしまった。それでもなんとか直線入口から外へ持ち出して交わす勢いはあったが、アタマ差届かず連勝は8でストップ。武豊騎手はサバサバとした表情でレースを振り返っていた。

2着 オーサムリザルト
武豊騎手
「周りはガチャガチャやっていましたがじっと落ち着いて走れていました。直線に向いた時には差せるなという手応えでした。相手もしぶとかったですし、最後はフワッとして止まるようなところがありました。連勝がストップしたのは残念ですけども、また頑張りたいですね」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 5月14日、川崎競馬場で行われた11R・エンプレス杯(Jpn2・4歳上・牝・ダ2100m)は、松山弘平騎乗の2番人気、テンカジョウ(牝4・栗東・岡田稲男)が勝利した。アタマ差の2着に1番人気のオーサムリザルト(牝5・栗東・池江泰寿)、3着に3番人気のアンモシエラ(牝4・栗東・松永幹夫)が入った。勝ちタイムは2:15.2(稍重)。

【動画】オーサムリザルト連勝ストップ…エンプレス杯

無敗馬が初黒星


エンプレス杯・テンカジョウ(奥)とオーサムリザルト(手前) (C)Hiroki Homma

 松山弘平騎乗の2番人気、テンカジョウが交流重賞3勝目をマークした。ゴール前では2頭の一騎打ち。先に抜け出したテンカジョウを外からオーサムリザルトが猛追したが僅かに届かなかった。オーサムリザルトがまさかの敗戦で8連勝でストップした。

テンカジョウ 9戦6勝
(牝4・栗東・岡田稲男)
父:サンダースノー
母:フィオレロ
母父:エンパイアメーカー
馬主:河内孝夫
生産者:杵臼牧場

【全着順】
1着 テンカジョウ 松山弘平
2着 オーサムリザルト 武豊
3着 アンモシエラ 横山武史
4着 ネバーモア 藤岡佑介
5着 サンオークレア 石川倭
6着 メランポジューム 本田正重
7着 ソフィアクラウン 福原杏
8着 サンオルソーライズ 町田直希
9着 ローリエフレイバー 野畑凌
10着 アンティキティラ 多田羅誠也
11着 アンデスビエント 田口貫太