【MLB】メッツ4-3パイレーツ(5月12日・日本時間5月13日) 【映像】最強右腕の魔球にブチギレ!→ヘルメット叩きつけ5月12日(日本時間5月13日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ニューヨーク・メッツ対の一戦で…
【MLB】メッツ4-3パイレーツ(5月12日・日本時間5月13日)
5月12日(日本時間5月13日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ニューヨーク・メッツ対の一戦で、パイレーツの若きエース、ポール・スキーンズの術中にハマった相手打者が悔しさのあまりヘルメットを叩きつけた。
1-1の同点で迎えたこの試合の6回表裏・メッツの攻撃、1死一、二塁とメッツ勝ち越しの好機で打席に立った7番のフランシスコ・アルバレスに対してスキーンズは、初球、真ん中低めへと沈む152km/hのスプリットで空振りを奪ってストライクを先行させると、続く2球目は。外へと外した159km/hの剛速球を見せてカウント1-1に。そして勝負の3球目、スキーンズは初球よりもさらに深く沈む、真ん中低め、ボールゾーンへの151km/hのスプリット。これを懸命に打ちにいき、なんとかバットで捉えることができたアルバレスであったものの、スキーンズからすれば“想定内”。打ち損じのショートゴロとなったアルバレスの打球は、6-4-3と渡ってアッサリと併殺に。すると一塁ベースを走り抜けたアルバレスは、苛立った様子で手早くヘルメットを脱ぎ、走りながらその場で叩きつけることとなった。
こうしたスキーンズの落ち着き払ったマウンドさばきと、その術中にハマって無念の凡退を遂げて怒るアルバレスの姿に、ファンからは「そらキレるw」「エグい」「これは怪物」「計算通りw」「これは同情する」「2年目なのに老獪な投球術w」「なにこのベテランエース感」といった様々な反響が巻き起こることに。
スキーンズといえば、2023年のMLBドラフト1巡目(全体1位)で指名され、MLBドラフト史上最高額となる920万ドルという超大型契約でパイレーツ入りを果たすと、デビュー直後からその“新人離れした”落ち着いたマウンド捌きで話題となり、23先発、133回を投げて11勝3敗、奪三振170、防御率1.96、WHIP0.95という驚異的な成績を挙げ、見事、新人王に輝いた“怪童”。また、かつて影響を受けて二刀流にも挑戦した時期もある縁から、ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平との“ガチンコ勝負”は、日本のメディアでも取り上げられ、大きな注目を集めることに。今季もそんなスキーンズの底知れぬポテンシャルに、多くのファンからの注目が集まりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)