<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館【映像】なんちゅー勝ち方…衝撃光景「実際の様子」 世界ジュニア選手権王者の経歴を持つ“規格外”力士が、対戦相手の背後を取ると、強引に体を掴みに行き、最後は送り投げで下した。対戦力士は三田の…
<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館
世界ジュニア選手権王者の経歴を持つ“規格外”力士が、対戦相手の背後を取ると、強引に体を掴みに行き、最後は送り投げで下した。対戦力士は三田のあまりの力にクルクルと大回転する一幕もあったが、この光景を目の当たりにした相撲ファンの間で、「なんちゅー勝ち方しとんだ」「化け物かよ」などと衝撃が走った。
注目を集めたのは十両十四枚目・三田(二子山)。高校3年のときに全日本体重別ジュニア中量級(100キロ未満)と世界ジュニア選手権中量級(100キロ未満)で優勝し、全国高校総体でもベスト8に入った“逸材”力士だ。身長172センチ・体重120キロの小柄な体格ながらスピードとパワーをあわせ持ち、所要4場所で関取に。髷を結うのが間に合わないほどの、スピード出世を遂げている。
四日目、十両十四枚目・夢道鵬(大嶽)と取組を行った三田は、立ち合い圧力に屈したが、そこから立て直し背後を取ると、後ろまわしをつかみ強引に投げに出た。この勢いにバランスを崩した夢道鵬はクルクルと回転し、黒星を喫した。三田は4連勝、夢道鵬は2敗目を喫した。
この三田の絶対に白星を掴みに行く執念の姿に、館内は大沸とう。相撲ファンの間では「なんちゅー勝ち方しとんだ」「化け物かよ」などと衝撃が走り、ほかにも「この勝ち方好感しかない」と絶賛する声も寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)