<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館【映像】張り手に流血も…18歳“化け物”力士の逆転劇 18歳“化け物”新人力士が流血しながらも豪快な投げで勝利した。館内は大喝采となり、「モノが違いすぎる」「闘志がすごいな」と健闘を称える…
<大相撲五月場所>◇四日目◇14日◇東京・両国国技館
18歳“化け物”新人力士が流血しながらも豪快な投げで勝利した。館内は大喝采となり、「モノが違いすぎる」「闘志がすごいな」と健闘を称える声が続出した。
注目を集めたのは、幕下四十五枚目・碇潟(伊勢ノ海)。一月場所で“高校生初の三段目最下位格付出”としてデビューして以来、好成績を上げて番付を駆け上がってきた注目株だ。体格は身長174センチ・体重124キロ。父は元前頭・大碇の甲山親方、兄は十両十三枚目・若碇(伊勢ノ海)という“エリート”でもある。四股名は京都相撲の強豪力士の名から取っており、「父と兄を超えたい」と目標を掲げている。
幕下四十六枚目・豪聖山(武隈)と対戦した四日目の取組では、立ち合い正面から突き上げるように当たった碇潟。突き放され、強烈な張り手を食らうも動じず、突き押しで果敢に攻めていった。最後は小手投げに出ようとした相手を逆に裏返して豪快な掬い投げを決めた。碇潟は熱戦を物語るように流血。客席からは大きな歓声と拍手が送られた。碇潟は2連勝を挙げて全勝とし、豪聖山は1敗目を喫した。
18歳の“化け物”新人力士の豪快な勝利に、ファンも「あついねえ」「喧嘩や」「よく耐えたわ」「闘志がすごいな」「モノが違いすぎる」「すぐ関取になりそうだ」と大興奮となっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)