5月14日(現地時間13日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは敵地ロケット・アリーナへ乗り込んで、クリーブランド・キ…
5月14日(現地時間13日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは敵地ロケット・アリーナへ乗り込んで、クリーブランド・キャバリアーズとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦に臨んだ。
1勝3敗で追い込まれたキャバリアーズは、第1クォーターを31-19とし、第2クォーター残り8分10秒の時点で19点をリードするも、ペイサーズはタイリース・ハリバートンを中心に巻き返し、4点差(52-56)まで詰めて試合を折り返す。
すると後半でペイサーズは相手のフィールドゴール成功率を30.8パーセント(16/52)、3ポイントシュート成功率でも33.3パーセント(8/24)に封じ、残り23.1秒にマイルズ・ターナーの長距離砲で9点差へ引き離し、最終スコア114-105で制し、4勝1敗でシリーズに決着をつけた。
ペイサーズでは6本の3ポイントを沈めたハリバートンが31得点6リバウンド8アシスト、パスカル・シアカムが21得点8リバウンド5アシスト、アンドリュー・ネムハードが18得点6アシスト、アーロン・ニスミスが13得点13リバウンド2スティール、ターナーが10得点7リバウンド4ブロックを残した。
これでペイサーズは2年連続のカンファレンス・ファイナル進出が決定。2年連続のイースト決勝進出は2013、2014年以来初で、5月22日(20日に早まる可能性あり)にシリーズがスタートする。
対戦相手はボストン・セルティックスとニューヨーク・ニックスのシリーズ勝者。現在ニックスが3勝1敗で王手をかけており、15日に第5戦が行なわれる。
今年のプレーオフで、ペイサーズはミルウォーキー・バックスとのファーストラウンドで7選手、キャバリアーズとのイースト準決勝でも6選手がシリーズ平均2ケタ得点を残し、第4戦を終えて9試合をこなした時点でフィールドゴール成功率50.1パーセント、3ポイント成功率40.4パーセントをマーク。
単年のプレーオフにおいて、最初の9試合を終えた時点でフィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイント成功率40.0パーセントを超えたのは2014年のサンアントニオ・スパーズ以来初となった。
ペイサーズは10試合を消化した時点でいずれもプレーオフ出場チームでベストのフィールドゴール成功率50.1パーセント、3ポイント成功率40.6パーセントの高確率を誇っていて、平均117.7得点でリーグ最多の29.7アシストと猛威を振るっている。
ハリバートンを中心とした布陣で、ペイサーズが2000年以来初のファイナルまでたどり着くことができるのか注目していきたい。
【動画】イースト準決勝の第5戦で31得点をマークしたハリバートン!