ラグビー・リーグワンは13日、2季後から選手登録の規定を変えると発表した。日本出身選手の出場機会を増やすことが狙いという。 選手登録は現在、主に日本代表資格がある「カテゴリA」、同代表資格を取得できる見込みのある「カテゴリB」、主に他国・…

 ラグビー・リーグワンは13日、2季後から選手登録の規定を変えると発表した。日本出身選手の出場機会を増やすことが狙いという。

 選手登録は現在、主に日本代表資格がある「カテゴリA」、同代表資格を取得できる見込みのある「カテゴリB」、主に他国・地域代表での選出経験のある「カテゴリC」に分かれる。

 このうち、2026~27年シーズンからカテゴリAを細分化。A1には「義務教育期間9年間のうち6年以上で日本滞在」もしくは「本人、または両親祖父母のうちの1人が、日本生まれ」という条件がつく。A2は日本のチームに4年間、継続的に登録されている選手が該当し、日本代表として30試合以上に出場した場合はA1とする例外規定もできる。

 カテゴリAは同時に11人以上が試合出場する必要があったが、新制度ではA1で8人以上となる。

 新制度では、日本国籍を得た海外出身選手も条件を満たさなければA2として扱われる。会見したリーグワンの東海林一専務理事は「代表選手の資格は国籍ではなく居住地に基づくため」と理由を説明した。(藤野隆晃)