【愛媛】サッカーJ2のFC今治は11日、首位の千葉とホームで戦い、0―1で敗れた。黒星は開幕戦以来。連続負けなしも13…

 【愛媛】サッカーJ2のFC今治は11日、首位の千葉とホームで戦い、0―1で敗れた。黒星は開幕戦以来。連続負けなしも13試合でストップした。

 攻撃では前半、コーナーキックからのチャンスにヴィニシウス・ディニス選手がヘディングシュートを放ったが、ゴールキーパーにはじかれた。後半もマルクス・ヴィニシウス選手がドリブルからゴールを狙ったが、相手選手に囲まれ、得点に結びつけられなかった。

 守備では相手に決定機をほぼ与えなかったが、後半41分に相手のクロスボールが今治の選手に当たってオウンゴールとなり、これが決勝点となった。今治は相手の2倍を超える15本のシュートを放ちながら、多くはゴールの枠をとらえきれなかった。この敗戦で順位を一つ下げて5位となり、千葉との勝ち点差は10に広がった。

 試合後、倉石圭二監督は「首位のチームのしたたかさ、クオリティーの差を痛感させられた」と話した。新井光選手は「全然負ける試合じゃなかった。自分のオウンゴールで負けたので、チームとしては何も変える必要はない」と話した。(中川壮)