ウェスタン・カンファレンス6位の49勝33敗でレギュラーシーズンを終えたミネソタ・ティンバーウルブズは、ロサンゼルス・レイカ…

 ウェスタン・カンファレンス6位の49勝33敗でレギュラーシーズンを終えたミネソタ・ティンバーウルブズは、ロサンゼルス・レイカーズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドを4勝1敗で突破した。

 現在、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンス・セミファイナルを戦うウルブズは、シリーズ3戦を終えて2勝1敗とリードし、2年連続のカンファレンス・ファイナル進出まであと2勝としている。

 5月11日(現地時間10日、日付は以下同)に敵地チェイス・センターで臨んだ第3戦。ウルブズはアンソニー・エドワーズがゲームハイの36得点に4リバウンド4アシスト、ジュリアス・ランドルが24得点10リバウンド12アシスト3スティール、ジェイデン・マクダニエルズが15得点6リバウンド2ブロック、ルディ・ゴベアが9得点13リバウンド4ブロックを残して102-97で勝利した。

 ウルブズはエドワーズがシリーズ平均26.3得点9.0リバウンド3.7アシスト2.0スティールでチームをけん引しているのだが、ランドルのオールラウンドな働きも見逃せない。

 9日の第2戦で24得点7リバウンド11アシスト、第3戦でも24得点10リバウンド12アシストと、2試合連続でプレーオフキャリアハイのアシストを更新した30歳のビッグマンは、ウォリアーズとのシリーズで平均22.0得点6.7リバウンド9.7アシストの好成績を残している。

 ウルブズの選手でプレーオフにトリプルダブルを達成したのはケビン・ガーネット(元ウルブズほか)に次いでランドルがフランチャイズ史上2人目。しかも『ESPN』によると、単年のプレーオフで複数回の20得点10アシスト超えを記録したのは今年のランドルが初だという。

 昨シーズンまで所属していたニューヨーク・ニックスで2021と2023年にプレーオフへ出場してきたランドルにとって、今年は自身3度目のポストシーズン。ウルブズで自身初のカンファレンス・セミファイナル突破を目指す。

【動画】シリーズ第3戦でトリプルダブルを記録したランドル!