横浜ビー・コルセアーズは5月12日、ナナーダニエル弾が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。 6月2日…
横浜ビー・コルセアーズは5月12日、ナナーダニエル弾が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
6月2日に28歳の誕生日を迎えるナナーダニエルは、200センチ110キロのビッグマン。横須賀学院高校から青山学院大学に進学し、2018-19シーズンから2シーズン連続で琉球ゴールデンキングスの特別指定選手としてプレーした。2020-21シーズンから選手契約を結ぶと、2021年2月に山形ワイヴァンズへ期限付移籍。その後は3シーズンにわたってレバンガ北海道に在籍した。2024-25シーズンに加入した地元の横浜BCでは25試合に出場。Bリーグ7シーズンでレギュラーシーズン185試合に出場した。
ナナーダニエル、白井英介代表取締役兼ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。
「このたび、現役のバスケットボール選手としてのキャリアに終止符を打つことを決意いたしました。これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。仲間と共に流した汗、勝利の喜び、そして悔しさも、すべてがかけがえのない経験でした。特に、家族、チームメイト、スタッフ、そしていつも温かく応援してくださったファン・ブースターの皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。地元でバスケットボールを始め、地元のチームで引退できるというこの幸せを、噛み締めています。そして、いつも応援してくれた子どもたちへ。僕の姿が少しでも『夢は叶うのだ』と感じてもらえるきっかけになっていたら、これ以上の喜びはありません。これからも夢に向かって、全力で挑戦し続けてください。バスケットボールを通して得た学びと出会いを胸に、これからの人生も全力で歩んでいきます。今後とも変わらぬご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」(ナナーダニエル)
「このたび、ナナーダニエル弾選手が2024-25シーズンをもって現役を引退する決断をされましたことをご報告申し上げます。短い期間ではありましたが、地元・神奈川の地で、強い覚悟と情熱を持ってプレーしてくれたナナー選手には、心より感謝申し上げます。彼の献身的で泥臭いディフェンス、そしてルーズボールへの執念は、チームに大きな活力を与えてくれました。今シーズンは開幕前の負傷により出遅れてしまいましたが、どのような状況でも最後まで諦めずに戦う彼の姿は、チームメイトだけでなく、私たちスタッフ、そしてファン・ブースターの皆さまに勇気を与えてくれました。ナナー選手は、その人柄においても、常にチームメイトを思いやり、誰に対しても誠実に向き合う、素晴らしい選手でした。彼の加入によって、コート内外において横浜ビー・コルセアーズに明るい風を吹き込んでくれたと感じております。『引退』という決断は、ナナー選手にとって決して容易なものではなかったと思います。私たちは、彼のこれまでの横浜ビー・コルセアーズ、そしてバスケットボール界への多大な貢献に心から敬意を表するとともに、新たな門出を心より応援しております。ファン・ブースターの皆さまにおかれましても、これから始まるナナー選手の新たなキャリアへ、温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます」(白井代表取締役兼GM)