今夏の移籍も噂されているフライブルクの日本代表MF堂安律(26)だが、チームを指揮するユリアン・シュスター監督は慰留に務…

今夏の移籍も噂されているフライブルクの日本代表MF堂安律(26)だが、チームを指揮するユリアン・シュスター監督は慰留に務めるようだ。

堂安は2022年7月にPSVから完全移籍でフライブルクに加入。チームの主軸としてプレーし、ここまで公式戦122試合で25ゴール23アシストを記録している。

今シーズンはブンデスリーガで全試合に出場し9ゴールを記録。先発を外れたのは1試合のみと、完全に主軸としてチームを牽引し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保まであと一歩というところだ。

そんな中、堂安には今夏のステップアップが噂されている。ブンデスリーガ内でも評価が高く、フランクフルトへの移籍が噂されている状況。フランクフルトはフライブルクの1つ上の3位に位置しており、仮にCL出場権を逃した場合は、移籍の可能性もありそうだ。

ただフライブルクとしても簡単に手放すわけにはいかない人材。シュスター監督は堂安を慰留するため、必要であれば背番号「10」を用意すると語った。

「もしそれが彼がここに留まるための決定的な要因となるならば、我々は間違いなくそれを用意する。伝統が維持されることは良いことだと思うが、常にそれが意味を持つかどうかは別の問題だ」

「サッカーでは迷信に頼ることもある。それが彼をここに留めるのに役立つのであれば、私はいくつかのことについて話し合う用意がある」

現在のチームには「10」を背負う選手はいないため空き番号に。日本代表でも「10」を背負う堂安が求めているかは定かではないが、クラブとしてはサッカー界のエース番号を与えることも辞さないという。