<大相撲五月場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館【映像】衝撃的な懸賞金の束 横綱・豊昇龍は結びで勝ち、この日最多となる…
<大相撲五月場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館
横綱・豊昇龍は結びで勝ち、この日最多となる懸賞を獲得。1つの白星で手取り300万円超を手にしたこととなったが、その分厚い懸賞の束に、相撲ファンは「景気良すぎ」「すごい数だ」「1勝でスゴいな」などと驚きの声を上げた。
今場所から、力士が受け取る懸賞金の中身が従来の3万円から1万円に減った大相撲。懸賞は1本7万円で、協会手数料の1万円が差し引かれ、残り6万円を勝った力士は獲得する。懸賞の手取りは変わないが、これまでは給与とは別の口座に、現金支給の3万円を差し引いた、1本3万円が振り込まれていた。今場所からは1本5万円が振り込まれることとなる。
時代の変化を感じるが、この日、ABEMAで実況を務めた元NHK大相撲中継の実況でお馴染みの藤井康生アナウンサーは、まず「世の中景気がいいのか、どうかわかりませんが、懸賞は大変なことになっています。今場所総本数が2916本。3000本が見えてきています」と説明。
さらにこの日の結びの一番についた懸賞について、藤井アナは「50本」と明かし、続けて「手取りで300万円ですね。力士の手元に入るのは6万円ですから」と説明した。迎えた結びの一番で豊昇龍は小結・若隆景(荒汐)を盤石の相撲で退けた。
懸賞金の中身は1万円になったものの、50本超重なった懸賞の束はやはりものすごい厚みとなっていて、その迫力に相撲ファンは「景気良すぎ」「すごい数だ」などと騒然。藤井アナも豊昇龍が花道から出ていく姿を見て「50本の懸賞。鷲掴みといった感じで脇に抱えて下がっていきます」と伝えていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)