インテルは11日、セリエA第36節でトリノとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。 バルセロナ戦狭間での前節エラス・ヴェ…

インテルは11日、セリエA第36節でトリノとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

バルセロナ戦狭間での前節エラス・ヴェローナ戦をウノゼロで制して首位ナポリを3ポイント差で追う2位インテル(勝ち点74)は、延長戦の末に4-3で競り勝った5日前のバルセロナ戦のスタメンからバストーニとビセック以外の9選手を変更して臨んだ。

11位トリノ(勝ち点44)に対し、タレミとホアキン・コレアの2トップで臨んだインテルがボールを持つ入りとすると、14分に先制する。左サイド高い位置でバストーニのパスを引き出したザレフスキが華麗なターンで前を向き、ボックス手前からコントロールシュート。見事なフィニッシュがゴール右に決まった。

ザレフスキの移籍後初ゴールでインテルが先手を取った中、前がかるトリノに対して26分に追加点の好機。ロングカウンターからビセックが持ち上がりラストパス。受けたボックス右のダルミアンがシュートに持ち込んだが、ゴールカバーに入ったマジーナに阻まれた。

その後もトリノの攻撃を受け止める展開となったインテルは37分にCKからピンチもマジーナのボレーは枠を外れて助かった。さらに追加タイム2分にはアダムスのダイビングヘッドが枠を捉えたが、GKマルティネスがビッグセーブで凌ぎ、1点のリードを保って前半を終えた。

迎えた後半、ダンフリースとディマルコを投入したインテルは開始1分、タレミがバイシクルシュートでゴールに迫ると、直後にPKを獲得。

ディマルコのスルーパスでディフェンスライン裏を取ったタレミがボックス内でGKミリンコビッチ=サビッチに倒された。このPKをアスラニが決めてリードを広げたインテルは56分にディマルコが3点目に迫った中、主導権を握って時間を消化。

69分にはロングカウンターからコレアに好機のあったインテルが2-0で試合を締め、この後試合を行う首位ナポリに勝ち点で並び、プレッシャーをかけている。

トリノ 0-2 インテル

【インテル】

ニコラ・ザレフスキ(前14)

クリスティアン・アスラニ(後5)【PK】