セリエA第36節、ラツィオvsユベントスが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。 ローマとと…

セリエA第36節、ラツィオvsユベントスが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。

ローマとともに勝ち点63で並ぶ6位のラツィオと4位のユベントスによるトップ4フィニッシュを懸けた重要な直接対決。

前節、エンポリをウノゼロで破って6戦無敗のラツィオは難敵相手のホームゲームで現状のベストメンバーを起用。ロマニョーリやカステジャノス、ザッカーニ、ゲンドゥージらがスタメンに名を連ねた。

一方、ボローニャとの前節を1-1のドローで終え、辛くも4位キープに成功したユベントス。敵地で勝ち点3を目指したこの試合では先発1人を変更。負傷のカンビアーゾに代えてアルベルト・コスタを初めてスタメンで起用した。

元指揮官トゥドールの帰還にも注目が集まった強豪対決は立ち上がりから一進一退の攻防が続いていく。

開始直後にはデレ=バシルのシュートでラツィオがゴールに迫ったが、徐々に押し返したユベントスも15分過ぎにニコラス・ゴンサレス、コロ・ムアニと前線の選手が足を振っていく。

前半半ばから終盤にかけて試合は膠着状態に陥る。球際でのバトルが激しくなった一方、ともに相手の堅守を揺さぶるような攻撃には至らず。

セットプレーを軸にユベントスがより効果的にフィニッシュへ繋げていったものの、先制点を奪うことはできなかった。

互いに負けられない気持ちが強く出たことで睨み合いのままゴールレスで折り返した後半。ユベントスはニコラス・ゴンサレスを下げてコンセイソンをハーフタイム明けに投入した。

後半も堅い展開が予想されたが、早い時間帯にスコアが動く。

51分、相手陣内左サイドでウェアとパス交換したマッケニーが深い位置から柔らかなクロスを供給。これをファーでフリーのコロ・ムアニが頭で合わせると、GKマンダスの手をはじいたボールがゴールネットに突き刺さった。

出ばなを挫かれたラツィオは失点直後にイサクセン、デレ=バシルを下げてペドロ、ディアを同時投入した。

この交代によって即時の攻撃の活性化には至らずも、60分には試合の行方を左右するアクシデントが発生。最後尾でボールを受けたカルルがハイプレスを仕掛けたカステジャノスにアフター気味に強く寄せられると、思わず振り上げた手が顔面に直撃。オンフィールド・レビューの末に暴力行為と判定され、一発レッドでの退場となった。

依然としてリードはアウェイチームも残り30分余りで数的優位を得たホームチームは、ここから一気に攻勢を強めていく。さらに、65分にはマルシッチとロベッラを下げてラッツァーリ、ベシーノを同時投入した。

この交代によってラツィオはラッツァーリの再三の右クロス、ペドロの積極的なミドルシュートでゴールを脅かしていく。これに対して防戦一方のユベントスはコロ・ムアニを下げてアジッチ、足が攣ったアルベルト・コスタを下げてドウグラス・ルイスを続けてピッチに送り出す。

以降も攻めるラツィオ、守るユベントスという明確な構図の下で痺れる攻防が繰り広げられていく。86分にはコンセイソン、アジッチと後半投入の2選手を下げてガッティ、ヴラホビッチの長身選手を投入し、パワープレー対策も施したユベントス。この交代直後にはサヴォーナのボックス内でのロストからGKディ・グレゴリオがカステジャノスを倒してしまう。主審は迷わずPKを宣告したが、これはその前のオフサイドが取られて取り消しに。

それでも、最後まで諦めないホームチームは7分が加えられた後半アディショナルタイムに猛攻を仕掛けると、ディアの決定的なシュートはGKディ・グレゴリオの好守と右ポストに阻まれたが、96分にはボックス右角でラッツァーリが左足で上げたクロスをファーで競り勝ったカステジャノスがヘディングシュート。ディ・グレゴリオが何とか前にはじいたが、こぼれに詰めたベシーノがすかさず押し込んだ。

そして、ベシーノの土壇場ゴールで1-1のイーブンに戻った試合はこのままタイムアップ。ともに敗戦回避で勝ち点1ずつを積み上げたが、痛み分けの結果となった。

ラツィオ 1-1 ユベントス

【ラツィオ】

マティアス・ベシーノ(後51)

【ユベントス】

ランダル・コロ・ムアニ(後6)